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商品先物銘柄トピックス

米国の景気が低迷か

米国の景気が不安視されている。先週金曜日発表された6月の米非農業部門雇用社数は下巻ベースで今年初めて減少し、失業率も高水準にとどまった。これにより米景気回復ペースが今年下期に鈍化する可能性があるとの懸念が高まっている。非農業部門雇用者数は、前月比12万5千人減少した。米失業率は9.5%と前月の9.7%よりは低下したが、労働人口の大幅減が主因だった。民間部門の増加は8万3千人で予想の11万人を大幅に下回っている。6月の政府機関雇用者数は20万8千人減少。国勢調査関連一時職員22万5千人のレイオフに加え、州・地方行政機関の財政緊縮が響いた。また議会は、6カ月以上失業保険をもらっている人の失業保険の打ち切りを決議した。そのため、約320万人が失業保険ももらえなくなることになるという。個人消費が米国のGDPの7割を占めるため、米国景気は失業者の減少なくしては語れないだろう。 米サプライマネジメント協会(ISM)が2日発表した製造業景況指数は56.2と、前月の59.7から低下した。これはエコノミストの予想平均59.0を下回った。新規受注が58.5と5月の65.7から低下し、生産指数も61.4と前月の66.6から鈍化。在庫指数は45.8と前月の45.6から少し上昇。

先週末のNY原油価格8月限はこうした景気悪化の背景を受けて0.81ドル下落し、72.14ドル。逆にNY金価格8月限は1.00ドル上昇し1207.70ドル。CRB商品指数は1.73下落し254.48.ダウ平均株価も46.05ドル下落の9686.48ドル。

株式会社コモディティー インテリジェンス 近藤雅世

2010年7月5日(月)

株式会社コモディティー インテリジェンス 近藤雅世(こんどう まさよ)

1972年早稲田大学政経学部卒。三菱商事入社。
アルミ9年、航空機材6年、香港駐在6年、鉛錫亜鉛・貴金属。プラチナでは世界のトップディーラー。 商品ファンドを日本で初めて作った一人。
2005年末株式会社フィスコ コモディティーを立ち上げ代表取締役に就任。
2010年6月株式会社コモディティー インテリジェンス設立代表取締役社長就任。

コラム提供:株式会社コモディティー インテリジェンス

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