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商品先物銘柄トピックス

金は反落があるかもしれない

金価格は長期的には強気で十分だと思う。第2四半期の世界の金の需要についてワールドゴールドカウンシルが出したレポートでは、金の需要は1047トンと前期比29.3%増、前年同期比では34.1%増であった。そのうち投資用需要は前期比160.5%増の534トン、前年同月比でも117.1%増であった。中でもETFは291トンと前期比7倍になり、前年同期比では4.1倍である。宝飾品用需要は前期比▲19.1%前年同期比▲8.1%であったが、WGCによれば第3四半期になればインドの結婚シーズンとなり、宝飾品用需要は回復するとの見通しなので、金の需要は引き続き力強いと思われる。

しかし、短期的に見れば、CFTC(米商品先物取引委員会)によれば8月24日時点のファンドの建て玉は金については245,456枚のネット買い残になっており、前週比+18,492枚であった。3週連続の増加であり、これはかなり多い水準である。金の建て玉の調整はなかなか進んでおらず、益々買いが増えているが、金利や配当がつかない金の買い建て玉は株価の下落などにより、資金が必要になれば解約される可能性が高い。つまり短期的には下落する可能性がだんだん高くなっているので注意されたい。

株式会社コモディティー インテリジェンス 近藤雅世

2010年8月31日(火)

株式会社コモディティー インテリジェンス 近藤雅世(こんどう まさよ)

1972年早稲田大学政経学部卒。三菱商事入社。
アルミ9年、航空機材6年、香港駐在6年、鉛錫亜鉛・貴金属。プラチナでは世界のトップディーラー。 商品ファンドを日本で初めて作った一人。
2005年末株式会社フィスコ コモディティーを立ち上げ代表取締役に就任。
2010年6月株式会社コモディティー インテリジェンス設立代表取締役社長就任。

コラム提供:株式会社コモディティー インテリジェンス

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