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商品先物銘柄トピックス

先週のファンドの動き

10月5日時点のNYファンドの動きを見ると、金は9週間連続の買い増しで、残高は28万3462枚と過去最高になっている。銀は5週連続の買い増しだったが先週は2443枚売られ、5万396枚となった。プラチナは5週連続の買い増しで2万3872枚になった。パラジウムも先週は1646枚買われ1万5870枚となった。ノーベル賞の影響があったのかもしれない。銅も2万4397枚で9月中に2倍に増えた。ガソリン・灯油も5週連続で買われている。天然ガスは7週間売られ、▲12万8624枚と数少ない売り長の商品である。農産物では、コーンと大豆が6週連続買われ、大豆油も買われているが、大豆粕が売られている。小麦も4週連続売りである。コーンは45万8457枚と3カ月前の3倍になっている。砂糖は5週間買われていたのが、先週は売1万130枚の売りとなった。残高は15万4153枚。ユーロも円も買われ、ドルは7週連続で売られている。ユーロは3万7441枚の買い、円は4万6800枚の買いに対して、ドルインデックスは1568枚の売りである。米国債は2年物が買われて7万6250枚、5年物は13万458枚の買い残であるが、10年物や長期国債は売られ、長期国債の残高は▲1万3443枚である。

これらの数字は過去のデータに過ぎないが、金はまだまだ伸びる可能性があるが、一方で、かなり買われ過ぎのきらいもある。一旦天井をつけるかどうか難しいところである。同じニュースには徐々に反応しなくなるだろう。貴金属全般にそれは言える。石油はずいぶん買われているが、景気回復を期待した株価と同じ動きである。経済指標で景気悪化の機運が出れば要注意だろう。農産物も豊作にもかかわらずコーンが買われている。砂糖同様にそろそろ天井かもしれない。CFTCの残高からだけ判断すると、そろそろ売り時が来ているように思われる。

株式会社コモディティー インテリジェンス 近藤雅世

2010年10月12日(火)

株式会社コモディティー インテリジェンス 近藤雅世(こんどう まさよ)

1972年早稲田大学政経学部卒。三菱商事入社。
アルミ9年、航空機材6年、香港駐在6年、鉛錫亜鉛・貴金属。プラチナでは世界のトップディーラー。 商品ファンドを日本で初めて作った一人。
2005年末株式会社フィスコ コモディティーを立ち上げ代表取締役に就任。
2010年6月株式会社コモディティー インテリジェンス設立代表取締役社長就任。

コラム提供:株式会社コモディティー インテリジェンス

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