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商品先物銘柄トピックス

豪州で大雨

豪州で大雨が降っています。今年は、ラニーニャ現象により南米の太平洋沖は冷たい海水となっており、それがインドネシア沖まで伸びていますが、その先は例年になく赤い暖水が海面を覆っています。そのため、豪州北東部ではドイツとフランスを合わせた程の地域で大雨が降り洪水が起きています。商品への直接的な影響はもっぱら石炭ですが、トモロコシや小麦もこの地域で生産されているので、被害が出る可能性はあります。ラニーニャはまた南米アルゼンチンの天候にも影響を与え、こちらは高温で乾燥した天候です。12月末は場所によっては34℃を超えたようです。乾燥懸念がトウモロコシと大豆の生育に影響を及ぼすと予想されています。穀物は、一年草なので北半球の場合は今から生育状況や需給を言うことはできませんが、南半球は今が話題の時です。ちょうどトウモロコシの雌蕊と雄蕊がくっついて受粉する時期に当たるので、高温乾燥はだめで、また適度な雨量は必要ですが、豪雨や洪水では根こそぎ流されてしまうでしょう。ラニーニャの異常気象に加え、今年は太陽の黒点が周期的に増加して太陽活動が活発になるはずの年に当たっていますが、黒点が少しも増えていないと言います。過去にこうした黒点が多くならなかった年は疫病が流行ったり、異常気象が増えたりしたそうですので、今年は天候にも要注意な年となるようです。

株式会社コモディティー インテリジェンス 近藤雅世

2011年1月6日(木)

株式会社コモディティー インテリジェンス 近藤雅世(こんどう まさよ)

1972年早稲田大学政経学部卒。三菱商事入社。
アルミ9年、航空機材6年、香港駐在6年、鉛錫亜鉛・貴金属。プラチナでは世界のトップディーラー。 商品ファンドを日本で初めて作った一人。
2005年末株式会社フィスコ コモディティーを立ち上げ代表取締役に就任。
2010年6月株式会社コモディティー インテリジェンス設立代表取締役社長就任。

コラム提供:株式会社コモディティー インテリジェンス

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