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商品先物銘柄トピックス

ビンラディンと商品価格

ウサマ・ビン・ラディンの死は商品にとっては、下落要因になるようだ。5月2日ロンドンでは、金価格は1575.79ドルの史上最高値を付けた後で1540ドルまで下落、銀は、47.80ドルから45.12ドルに下落している。一時は43.04ドルまで下落した。リスクプレミアムが消失したと市場は受け止めたようである。北海ブレント原油価格も4.22ドル安の121.67ドルとなっている。また、COMEXの銀の証拠金が13.2%上げられて9500ドルから10750ドルになったことも足を引っ張ったようだ。先週月曜に9.2%証拠金が引き上げられ、一週間の間に二度も証拠金引き上げとなった。銀のファンドのネット買い残は、4月19日の41,433枚から4月26日には30,736枚と10,697枚25%減少している。どこかで天井は来るものだが、ウサマビンラディンがその端緒となるとは思わなかった。今後再び銀価格が上昇しないとは言えないが、その可能性はかなり少ないと思う。なぜなら、需給にまつわる上昇ではないため、投機玉が投げ始めればそれを食い止めるには相当な精力を要すると思われるからだ。なお、パレスチナのハマスやアフガニスタンのタリバンが硬化しているので、彼らの力が未だ残っていれば、今後の社会不安につながる可能性はある。

株式会社コモディティー インテリジェンス 近藤雅世

2011年5月2日(月)

株式会社コモディティー インテリジェンス 近藤雅世(こんどう まさよ)

1972年早稲田大学政経学部卒。三菱商事入社。
アルミ9年、航空機材6年、香港駐在6年、鉛錫亜鉛・貴金属。プラチナでは世界のトップディーラー。 商品ファンドを日本で初めて作った一人。
2005年末株式会社フィスコ コモディティーを立ち上げ代表取締役に就任。
2010年6月株式会社コモディティー インテリジェンス設立代表取締役社長就任。

コラム提供:株式会社コモディティー インテリジェンス

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