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商品先物銘柄トピックス

史上最高値の金価格は反落する可能性が強い

どうもあまのじゃくなのかもしれないが、金価格が史上最高値を付けて上昇している。 インドの新聞を読んだら、上げ方が早すぎると書いてあり、1550ドルまで急落する可能性があると書いてあったので、ファンドの建て玉を調べたら今年最高の26万枚となっていた。過去最高は28万枚(いずれもオプションを含む)なので、まだ上はあるが、過去の価格下落時期とファンドの建て玉を調べてみたら、建て玉が積み上がると下落するというかなりな相関関係が見出せた。数値にすることは難しく、何となくという程度であるが、ファンドは買えば売り時を虎視眈々と狙っているのは事実なので、利益がある程度出れば、利益確定の売り閉じを行い、誰かが売れば、乗り遅れないように、というより、自動売買システムが発動して価格の下落に合わせて損切りや利益確定の売りが次々と出て価格が急落するというパターンになりがちである。

ファンダメンタル的には、ギリシャの問題は泥沼であり、米国の債務上限法案についても先週末のは妥結しなかったため8月2日のデフォルトが懸念される。しかし、どう考えても米国与野党がこのまま歩みよらず国債の格下げを甘んじて受け入れることは無いだろう。つまり近日中に決着を見る。そうなれば、株価は上昇し、ドルは強くなり、金は売られやすい。 短期的には金価格は弱いだろう。

株式会社コモディティー インテリジェンス 近藤雅世

2011年7月26日(火)

株式会社コモディティー インテリジェンス 近藤雅世(こんどう まさよ)

1972年早稲田大学政経学部卒。三菱商事入社。
アルミ9年、航空機材6年、香港駐在6年、鉛錫亜鉛・貴金属。プラチナでは世界のトップディーラー。 商品ファンドを日本で初めて作った一人。
2005年末株式会社フィスコ コモディティーを立ち上げ代表取締役に就任。
2010年6月株式会社コモディティー インテリジェンス設立代表取締役社長就任。

コラム提供:株式会社コモディティー インテリジェンス

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