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商品先物銘柄トピックス

中国の地方債権発行容認

シドニー市場でドル円は75円32銭の史上最高値を付けたが、午前10時15分安住財務大臣は、介入を行い、79円55銭までドルが上昇。 安住大臣は、納得が行くまでと述べていたので、79円19銭(納得が行く)までと市場は理解した。 G20諸国との合意があれば、引き続き欧米市場でもドル買いが行われると予想されている。

中国政府は地方債の発行を容認した。 1994年地方政府の債券発行や銀行借り入れを禁止したのは、市場経済導入以来過剰な借入による地方せ財政の破綻が続出したためであるが、 地方政府は融資平台という外部機関を設立し、不動産開発のための借り入れ組織を作った。 2008年以降の中国の景気刺激策により、地方債務の残高を拡大させ、土地開発が加速したしているが、その3割、人によっては7割が返済不能となり、不良債権化しているという。 地方の不動産プロジェクト向け融資の焦げ付きは、以前なら国家が乗り出して救済していたが、今や銀行は上場企業となっている。 おいそれとは国家が救済することはできない。政府は地方財政に対する抜本的対策を講じる必要が生じ、それが禁止していた地方債の復活となった。 今後その資金繰りがうまく回るかどうかは注目の的であろう。

欧州が一段落したら、次は中国である。

株式会社コモディティー インテリジェンス 近藤雅世

2011年11月1日(火)

株式会社コモディティー インテリジェンス 近藤雅世(こんどう まさよ)

1972年早稲田大学政経学部卒。三菱商事入社。
アルミ9年、航空機材6年、香港駐在6年、鉛錫亜鉛・貴金属。プラチナでは世界のトップディーラー。 商品ファンドを日本で初めて作った一人。
2005年末株式会社フィスコ コモディティーを立ち上げ代表取締役に就任。
2010年6月株式会社コモディティー インテリジェンス設立代表取締役社長就任。

コラム提供:株式会社コモディティー インテリジェンス

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