[ ここから本文 ]

商品先物銘柄トピックス

シカゴ穀物価格急騰

3月30日に米国農務省から公表された作付意向面積は、トウモロコシは、9590万エーカーと前年比4%増で、1937年の9720万エーカーに次いで大きな面積となった。コーンベルト全体で作付意向面積は増加し、トウモロコシ生産が一番多い週のアイオワ州では、過去最高の1460万エーカーと前年比4%増となり、アイダホ、ミネソタ、ノースダコタ、サウスダコタも過去最高のトウモロコシ作付意向面積となっている。昨年洪水に見舞われたノースダコタ州は、前年比52%増の340万エーカーという驚異的な伸びとなっている。

 その煽りを受けて大豆の作付面積は前年比1%減の7390万エーカーとなり、干ばつの影響が3月初旬にまで及んでいる地域があり、テキサスやオクラホマではそれぞれ24%減、15%減と大豆作付意向面積は大幅に減少している。ニューヨーク州やノースダコタ等過去最大の大豆作付をしており、これらの減少を補っている。

 3月30日のシカゴコーン5月限価格は作付意向面積の増加にもかかわらず、ストップ高となり、40.00セント(6.6%)高の644.00セントになった。上げ幅は昨年10月11日以来の大きさだった。これは、3月1日時点の米トウモロコシ在庫は前年比8%減の60億0900万ブッシルと、予想平均の61億5000万ブッシェルを下回ったためと思われる。

 また、シカゴ大豆価格は、47.50セント高の1403.00セントと昨年9月12日以来再び14ドル台に乗った。なお、3月1日時点の米大豆在庫は13億7200万ブッシェルと、商業筋の予想平均の13億8700万ブッシェルにおおむね沿った内容だった。

株式会社コモディティー インテリジェンス 近藤雅世

2012年4月2日(月)

株式会社コモディティー インテリジェンス 近藤雅世(こんどう まさよ)

1972年早稲田大学政経学部卒。三菱商事入社。
アルミ9年、航空機材6年、香港駐在6年、鉛錫亜鉛・貴金属。プラチナでは世界のトップディーラー。 商品ファンドを日本で初めて作った一人。
2005年末株式会社フィスコ コモディティーを立ち上げ代表取締役に就任。
2010年6月株式会社コモディティー インテリジェンス設立代表取締役社長就任。

コラム提供:株式会社コモディティー インテリジェンス

コラム一覧へ戻る

当社は「ALL先物比較」に掲載される情報(以下「掲載情報」といいます。)の完全性 および正確性を保証いたしません。また掲載情報は、将来における結果を示唆するものではありません。 したがいまして、お客様において掲載情報に基づいて行動を起こされた場合でも、 当社はその行動結果について何らの責任も負担いたしません。 掲載情報に基づく行動は、お客様の責任と判断によりお願いいたします。
掲載情報は、金融商品の売買等の勧誘を意図したり、推奨するものではありません。 お客様において掲載情報に含まれる金融商品の売買等の申込等をご希望される場合には、 その掲載情報に記載の金融機関までお客様ご自身でお問い合わせください。 当社はお問い合わせに関し対応いたしかねます。
掲載情報のうち「商品先物銘柄トピックス」等に関しましては、著作権法等の法律により保護されており、 個人の方の私的使用目的以外での使用や権利者に無断での他人への譲渡、販売コピーは認められていません。