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商品先物銘柄トピックス

連休中に価格が大きく変動する可能性は?

昨年は連休の間に米国で金価格が大きく下落した。NY金価格は5月2日の1557.1ドルから5月5日の1481.4ドルに75.7ドル、約5%下落し、NY原油価格は5月2日の113.52ドルから5月6日には97.18ドルに16.34ドル、14.4%の大幅な下落であった。

当時はファンドの建玉が、NY金は5月3日時点で236,503枚のネット買い残(オプションを含む)、原油は322,038枚のネット買い残があった。金は2月1日の170,706枚から65,797枚39%増、原油は前年11月30日の189,899枚から132,139枚70%の増加であった。つまり、ファンドのネット買い残が4割とか7割とか大きく増えると反動があるということである。

先週末CFTCから公表された4月24日時点のファンドのネット買い残は、金が139,449枚、原油は280,546枚である。金は昨年末の135,786枚に次いで2009年4月以来3番目に少ない水準であり、手仕舞い売りによる急落は考えられない。原油も決して少ない水準ではないが、かといって突出した多い建玉でもなく、増えるとも減るとも言いにくい状況である。

一方、大豆は247,932枚と2005年以来最大のネット買い残となっている。価格基調はまだまだ上昇する気配濃厚と判断するが、一時的な手仕舞い売りによる急落は十分あり得る。ここは取りあえず一旦手じまい売りしておくのが賢明なのではないだろうか

株式会社コモディティー インテリジェンス 近藤雅世

2012年5月1日(火)

株式会社コモディティー インテリジェンス 近藤雅世(こんどう まさよ)

1972年早稲田大学政経学部卒。三菱商事入社。
アルミ9年、航空機材6年、香港駐在6年、鉛錫亜鉛・貴金属。プラチナでは世界のトップディーラー。 商品ファンドを日本で初めて作った一人。
2005年末株式会社フィスコ コモディティーを立ち上げ代表取締役に就任。
2010年6月株式会社コモディティー インテリジェンス設立代表取締役社長就任。

コラム提供:株式会社コモディティー インテリジェンス

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