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商品先物銘柄トピックス

8月27日までの米国市場におけるファンドの建玉の動きを見てみると

 8月27日までの米国市場におけるファンドの建玉の動きを見てみると、NY金は7月9日に13万6千枚と史上最大の売り残があったが、8月27日には5万4千枚まで減少しており、平均以下になっている。その一方で、買い残は7月9日に16万3千枚だったものが、8月27日には18万枚と2万枚弱増加し、結果としてネット買い残は先週から2万3千枚増加して12万6千枚と3月以来の高水準になっている。ファンドの買い戻しによる値上がりという要因は無くなり、逆に買いの売り戻しによる下落を注意すべきかもしれない。

 NYプラチナは8週連続して買われており、ネット買い残は4万枚弱と7月の2倍になっている。

 NY原油はネット「買い残が40万枚前後を7週間続けており、その上下幅は1万枚にも満たない。買いが49万枚までふくらんでいるが、売りも10万枚まで増加している。少し気迷い気味であるように見受けられる。

 シカゴコーンはネット売り残になってから6週目となるが売り残は8月初めの▲7万5千枚から▲1万5千枚まで縮小している。売り飽きたというところか。

 シカゴ大豆は3週連続で大幅に買われており、ネット買い残は14万7千枚まで積み上がった。トウモロコシの売りと対照的である。

 NY砂糖は3週連続で買われ、NYコーヒーはネット売り残が▲1万3千枚まで縮小してきた。

 ユーロは買われており、円は売られているが、円売りは4週連続で売りが減少している。S&Pは6週連続で売られているが、そのボリュームは小さい。

 10年物米国債は売り残が▲8万1千枚まで、8月一ヶ月で▲7万7千枚売られた。5年物国債も売り長となっており、2年物国債は先週だけで▲2万2千枚売られた。

 9月のファンダメンタルは、 FOMCのTaperingがあるかどうか? ▲轡螢△吠瞳海攻撃するか、 8日に東京オリンピックが決まるかどうか(円高要因) 6日米国労働指標がどうなるか。(FOMCを占うため)などが注目される。

株式会社コモディティー インテリジェンス 近藤雅世

2013年09月02日(月)

株式会社コモディティー インテリジェンス 近藤雅世(こんどう まさよ)

1972年早稲田大学政経学部卒。三菱商事入社。
アルミ9年、航空機材6年、香港駐在6年、鉛錫亜鉛・貴金属。プラチナでは世界のトップディーラー。 商品ファンドを日本で初めて作った一人。
2005年末株式会社フィスコ コモディティーを立ち上げ代表取締役に就任。
2010年6月株式会社コモディティー インテリジェンス設立代表取締役社長就任。

コラム提供:株式会社コモディティー インテリジェンス

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