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商品先物銘柄トピックス

9月の利上げに備えるべき

 第一生命経済研究所のレポート
(http://group.dai-ichi-life.co.jp/dlri/pdf/macro/2016/katsu160902USEmploymentSituation1608.pdf)によると米国経済は堅調で、8月の雇用統計もFRBが参考にしている3ヵ月や6ヵ月の移動平均で見ると、雇用は堅調に推移していると判断できるため、9月の利上げはあるだろうという。

 一方ニッセイ基礎研究所のレポート(http://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=53765&pno=2?site=nli)では、8月の結果は労働市場の回復基調の持続を示したものの、雇用や賃金の伸びが鈍化していることから、労働市場回復の力強さを感じられるものではなかったとやや否定的な見解を述べている。同レポートでは雇用統計の詳細分析だけで9月の利上げに触れた部分はなかったが、雇用面だけで見ればまだまだだという感触である。

 9月の利上げについては直前まで意見が分かれるところであろうが、イエレン議長の強い意気込みもあるため、第一生命経済研究所による米国の堅調な経済活動を感じて、ここは利上げがあることを前提にして対処した方が良いのではなかろうか。

 ということは、米国株価は下落し、ドルは高くなり、金や原油などドル建て商品価格は下落することとなることを想定しておいた方が良いと思う。

 日本株価はドル高による円安でFavourに吹くかもしてないが、利上げによる心理的効果から世界的な株価も一段落するものと想定される。

 ドルが高くなれば円を含めて各国通貨は安くなるだろう。

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株式会社コモディティー インテリジェンス 近藤雅世

2016年9月7日(水)

株式会社コモディティー インテリジェンス 近藤雅世(こんどう まさよ)

1972年早稲田大学政経学部卒。三菱商事入社。
アルミ9年、航空機材6年、香港駐在6年、鉛錫亜鉛・貴金属。プラチナでは世界のトップディーラー。 商品ファンドを日本で初めて作った一人。
2005年末株式会社フィスコ コモディティーを立ち上げ代表取締役に就任。
2010年6月株式会社コモディティー インテリジェンス設立代表取締役社長就任。

コラム提供:株式会社コモディティー インテリジェンス

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