[ ここから本文 ]

商品先物銘柄トピックス

先行きの見通しがわかりにくい時期が年に何回かある

 先行きの見通しがわかりにくい時期が年に何回かある。というよりはっきりわからない時の方が多いのかもしれない。金も原油も穀物も、今この時期は上がるか下がるかなかなか方向感がつかめない。金価格は利上げされた後なので、これまでの利上げ後の動き通りになれば次の利上げが近づくまで上昇するはずだが、米国株価等が堅調で、世界の景気に陰りは無く、金融不安や不良資産は見当たらず、あったとしても中国の銀行等がそれを十分管理している。

 トランプ大統領は、様々な問題を抱えつつも半年の任期をこなし、彼が約束して減税やインフラ投資は影も形もなくなっているのに、米国株価は堅調を推移している。米国のみならず世界の景気は全く問題ない成長を遂げている

 原油価格は下げるところまで下げた結果反発しているが、米国の生産が増加するという弱気なニュースは既に織り込み済みで、OPECの生産増も耳に新しくはない。

唯一現時点で言えることがあるとすれば、NY金に対する売り残が増加していることであろうか。4週連続でネット買い残が減少し、NY金に対するネット買い残は7月3日時点で9万枚まで減っているが、売り残は12万枚まで増加している。4月には7万枚であった。過去の例で言えば、売り残が突出してくるとどこかで買戻しが入り、ガラガラと価格は上げ基調になる。米国株価が急落したりすれば、金価格は短期的に急騰するかもしれない。

○●○━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●○●
株式会社 コモディティー インテリジェンスでは毎日発行している週刊ゴールド(月)週刊経済指標(火)
週刊穀物(水)週刊原油(木)週刊テクニカル分析または週刊CX(金)週間展望(金)月二回のコメ(第二・
第四木曜)の単号(一枚)売りを始めました。詳しくは弊社サイトをご覧ください。(http://commi.cc/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

株式会社コモディティー インテリジェンス 近藤雅世

2017年7月12日(水)

株式会社コモディティー インテリジェンス 近藤雅世(こんどう まさよ)

1972年早稲田大学政経学部卒。三菱商事入社。
アルミ9年、航空機材6年、香港駐在6年、鉛錫亜鉛・貴金属。プラチナでは世界のトップディーラー。 商品ファンドを日本で初めて作った一人。
2005年末株式会社フィスコ コモディティーを立ち上げ代表取締役に就任。
2010年6月株式会社コモディティー インテリジェンス設立代表取締役社長就任。

コラム提供:株式会社コモディティー インテリジェンス

コラム一覧へ戻る

当社は「ALL先物比較」に掲載される情報(以下「掲載情報」といいます。)の完全性 および正確性を保証いたしません。また掲載情報は、将来における結果を示唆するものではありません。 したがいまして、お客様において掲載情報に基づいて行動を起こされた場合でも、 当社はその行動結果について何らの責任も負担いたしません。 掲載情報に基づく行動は、お客様の責任と判断によりお願いいたします。
掲載情報は、金融商品の売買等の勧誘を意図したり、推奨するものではありません。 お客様において掲載情報に含まれる金融商品の売買等の申込等をご希望される場合には、 その掲載情報に記載の金融機関までお客様ご自身でお問い合わせください。 当社はお問い合わせに関し対応いたしかねます。
掲載情報のうち「商品先物銘柄トピックス」等に関しましては、著作権法等の法律により保護されており、 個人の方の私的使用目的以外での使用や権利者に無断での他人への譲渡、販売コピーは認められていません。