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先物マーケットコラム

見送り、底入れを見極めてから仕掛け

商品・通貨 売買方針 利食い目標値 損切りポイント ブルベア指数
見送り - - 70→54
プラチナ 見送り - - 67→53
ゴム 見送り - - 53→50
原油 見送り - - 71→62
ガソリン 見送り - - 69→58
灯油 見送り - - 68→58
Non-GMO大豆 見送り - - 52→42
とうもろこし - - - 40→40
粗糖 - - - 70→55
アラビカ・コーヒー 見送り - - 59→48

※注1)ブルベア指数は国内商品先物業者、約40社にアンケート調査を行い指数化したもの。50が弱気と強気の分岐点。50より数字が大きくなるほど強気感が増す、逆に数字が小さくなると弱気感が増していることを示す。
※注2)売買の最終的判断は、ご自身でご決定下さい。

【今週のポイント】
 原油先限53,400円、ガソリン先限66,500円の買い玉は23日に手じまった。買い値水準で手じまった格好となったが、その後、下げており、手じまい水準を順守していることが功を奏した格好だ。金は買い値目標水準を大きく下回る水準まで下げた。ここまで下げるということは上昇相場が崩れており、当面、戻りは限定的。底入れから反発基調の確認ができてから買いを仕掛けて十分だ。

【サブプライムローンの焦げ付きが商品相場にも飛び火】
 米国で低所得者層向けの住宅ローンのサブプライムローンの焦げ付きが世界的な株安を招き、商品市場にも飛び火している。株安が景気後退を招き、一次産品需要の減少のシナリオとともに、投資マネーが商品市場から流出していることが下げを招いている。直前までは世界的な金余り状態、中国、インドなど新興消費大国の高度経済成長を背景に商品相場にも大量の投資マネーが向かっていた。だがサブプライムローン問題が長期化し、世界的に株式相場は調整を迎えそうなことから、リスクマネーの縮小という言葉が盛んに叫ばれている。
 二ューヨーク金は今月5日の安値を底に上昇基調となり、30ドル以上上昇した。その間、取組は1万6,000枚以上増加し、680ドル台に押し上げたのは投機資金だろう。しかし26日に株価が急落した際には取組は2万枚以上減少した。従来、株安の時は、資金の逃避先として買われるシナリオが描かれていたが、最近の金と株式市場は相関性が強く、株安が続けば金も軟調な動きを強いられる公算が大とみる。

(オーバルネクスト/森 成俊)

【今週の注目銘柄〜テク二カル編】


 東京ゴム先限は先週、6月27日に空けた261.5円〜264.5円のギャップ(窓)埋めを試したものの、高値は263.5円と同ギャップは埋め切れていない。ただ、これまで下落していた21日移動平均線が横ばいへと変化し、5日と21日移動平均線は既にゴールデン・クロスしている。ギャップを埋めることができれば、底入れの確認となり、今後は5月28日の高値298.5円から7月6日の安値242.8円までの下落に対する半値戻しの270.6円や61.8%戻しの277.2円などを試すことが見込まれる。ただ、同ギャップを埋め切れずに7月6日の安値242.8円を起点とした短期上昇トレンドラインを割り込んだ場合は、これまでの上昇が下降フラッグという中段もち合いとなり、今後は息の長い下降相場となる可能性もある。

(オーバルネクスト/松村 周作)

2007年7月30日

株式会社オーバルネクスト 森 成俊

担当
商品先物市場、為替
信条
商品先物取引というと、一部の限られた人のみの市場、取引のしくみが難しいとのイメージがありますが、上場品目は株式ほど多くなく、調査・分析対象が絞りやすい面もあります。商品先物市場の底辺拡大を目指し、わかりやすい解説を心掛けています。
経歴
91年ゼネックス(現オーバルネクスト)入社、97−99年までNY現地法人勤務。03年よりオーバルネクスト調査情報グループリーダー。ラジオNikkeiファイナンシャルBox火曜日の商品市況のコメンテーターも務める。

株式会社オーバルネクスト 松村周作

1995年サンライズ貿易(現東京コムウェル)入社。主に、情報調査部門でテクニカルアナリストとして従事。2006年8月にオーバルネクストに移籍し、多数のテクニカル情報を提供中。現在、日本テクニカルアナリスト協会検定会員。

株式会社オーバルネクスト

 オーバルネクストは、国内外の先物取引や為替情報に関する各種のニュースやデータを配信、またこれらの情報に伴うシステム開発を手がけ、現在では国内有数のソフトウエア・ベンダーとしての地位を確立しております。スピードと正確性に富むニュースやデータの配信に加え、オーバルネクスト独自の情報分析を含む各種コンテンツを一般投資家や各種ブローカーの皆様へ幅広く提供しています。
 今回、世界最高水準に達する投資情報分析ソフト「Win-Station=ウィンステーション」を開発、販売を開始しております。一般の個人投資家のお客様から百戦錬磨のディーラーの方々までのニーズに合わせたテクニカル分析ソフトを3種のシリーズとしてご用意しました。今後は株式や債券の世界への進出も視野に入れております。現在、すでに国際的な大手の通信社や情報ベンダーとも提携協力関係を築き上げておりますが、世界に羽ばたくインターナショナル・ソフトウエア・ベンダーとして、将来の国際投資情報企業を目標に、日々邁進しております。
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