先物取引で重要なのはメンタルですが、判断力や勤勉さといった能力も必須です。

勝つために必要な能力

先物取引で勝つために必要な能力は次の3点です。

知識(勤勉)
瞬時の判断力、分析力
メンタル

 

昨今はインターネット上で日経225先物などの値動き予想を紹介する情報が増えています。
こうした第三者やプロの意見に乗っかる投資法で勝ち続けるのは困難ですので、収支が安定するまで努力を惜しまないようにしてください。
情勢は日々変化しますので、ある程度軌道に乗ってからも気を抜かずに情報収集と分析、フィードバックをぬかりなく行いましょう。

 

勤勉でないと難しい

ガッツポーズする女子

日本の証券会社では先物口座を開設する際に一定の審査が行われ、相応の投資歴がないと口座開設することができません。
難易度は株式の信用取引より若干高い程度で、多少の投資歴さえあれば比較的簡単に口座開設できます。
先物口座開設に審査を設けているのは、相応の知識と経験を求められることを意味しています。

  • 投資先商品や経済指標が値動きする要因
  • 証拠金や追い証のルール
  • チャートの基礎知識
  • ファンダメンタル分析の基礎知識
  • オプション
  • SQ
  • 板の動き
  • 時間帯の影響
  • 為替の影響

 

上記は一例ですが、先物取引で正しい運用をするには様々な知識を習得しないといけません。
さらに、日々変化する情勢から、この先どのような判断で投資判断をするべきか、常に分析を続ける必要があります。

 

「先物はレバレッジ効果で大きな利益を出せるから、数時間稼働して残りは好きに過ごせる」

 

こうした考えで手を出すのは危険です。ボラリティや傾向から特定の時間帯に絞って売買するのは良いことですが、売買をしない時間も勉強や分析などの努力を継続的に行ってください。
初心者から中級者では、僅かな利益・損失が出た際は正しくフィードバックできるけど、大きな利益が出たら遊ぶことを優先。大損したら現実逃避で相場と正面から向き合わなくなってしまう人が多いです。

 

状況を読む力

下落するチャート

先物取引は現物価格よりも外部要因で値動きをすることが多いです。一例として日経225先物が値動きする要因をご覧ください。

 

  • NYダウおよびダウ先物の値動き
  • 為替レート
  • 日本国内の経済ニュース
  • 主要銘柄への大口注文

 

日経平均はもともとダウ工業30種に近い構成で作られた経緯があり、もっとも大きな影響を受けるのはダウの影響です。
日中であってもダウ先物などの価格に追随して動いていることが多いです。そしてダウは世界全ての経済に連動して動く要素があります。

 

基本はダウのチャートや勢いを見ながら取引する流れですが、何かのキッカケでダウとの連動性を失うケースがよくあります。
このように、先物取引は現在もっとも大きな影響を与える要因を瞬時に分析して投資判断をすることが必要です。

 

影響を与えるであろう指標や最新ニュース情報、Twitterや掲示板を常にチェックし、適切な状況判断をすることが勝利への近道です。

未来には想定外の状況が多く訪れるもので、状況を適切に判断するには相応の投資経験が必要になります。

 

もっとも重要なメンタル

投資の格言で「頭と尻尾はくれてやれ」という言葉があります。
これは、最安値で買って最高値で売るのは不可能に近く、反転するタイミングを狙った投資はギャンブル性が高くなってしまうことから生まれた言葉です。
理屈は分かっていても、実際に運用すればタラレバ論が頭の中によぎります。

 

「あの時、売っておけば良かった」

「利確・損切りするタイミングを間違えた」

 

このような考えを持つと、次第に利益が出た時は薄利で撤退。含み損を抱えると損失を受け入れられずにホールドやナンピンを行って大損失を出すリスクが高まります。
ブレない心と適度な我慢強さを持つことが大切ですが、将来の価格変動に確実なことはなく、先物取引は成功(利益確定)と失敗(損切り)を繰り返してトータルの利益を出すしか継続的に勝つ方法がありません。
データやセオリーなどを元に、常に期待値が高い選択を冷静に考えるようにしてください。

 

言葉で理解することは簡単ですが、実際に高額なお金が動く中で実践することは難しいです。
メンタルについては経験や努力だけではなく、センスの問題もあります。
同じ失敗を繰り返す方は早いタイミングで先物取引から手を引くことをおすすめします。

 

昨今はAI分析など手軽に売買サインを出すツールが普及していますが、自分で考えて判断する力がない場合は、どこかでメンタルが崩れ落ちてしまいます。
精神論を含め全てのファクターに対して勉強熱心で、自分で考える力と適度なセンスを持っていることが先物取引で中長期的に勝つための条件です。